こっとんてぇ~る
 
動物系手作りオリジナルグッズ絵本販、作品発表など
 


2009年9月21日を表示

驚異の部屋へようこそ!展を観てきましたっ

町田市立国際版画美術館で観てきました!

 前回、長々と怪談話をノッケタ関係で、当日帰りに折角観てきたのに、その事について触れることが出来なかったので、書きますねさて、この美術館は初めて行ったのですが、まず駅からの道のりにびっくりでしたこれは、一応ホームページのアクセス情報を頭に入れて現地に向ったのですが・・・途中かなり急な坂道があったんですねで、当然美術館までの案内表示はちゃんとあったんですが、美術館前と書かれた比較的大きな通りからすぐかと思うと、そこから急な下り坂本当に美術館はあるのかと不安になりつつ下って行くと、やぁぁっと左手に見えて来たのですが、これは足腰の弱い人とか年配の方には残酷な道中ではと思って館内に入ると、そこに置かれた地図にびっくり何と散歩コースのように3コースあって、この道が一番元気な人向けのコースだったんですねでも、駅出てすぐの表示は、このコースへの導きが超メインっぽくでっかい看板でしたよぉぉ
 さて、展示についてですが、コンセプト通りの凄く面白い着眼点で、カリカチュアとかメメント・モリ(死の記憶)、解剖図や失楽園に神曲やピラミットからの出土品を正確に資料として描いた版画までとオカルトや神秘的な内容満載で、この企画を考えた学芸員さんに思わず拍手を贈りたいくらい感動的でした特におもしろかったのが、人体解剖図で、縦70cm前後で幅も約45cmくらいの版画としては大きいもので、銅版多色すりのフルカラーっすよっしかも1700年代のものなんです。この解剖図ってば正面とかで無表情のものは、理科室や病院で見かけるものとは違って、何と片足をソファーに乗っけて振り返り様のポーズのものまであったんですよそれから、18世紀前半のルイシュ著の「人間の骨格や組織で作られたオブジェ」のの表情豊かな事といったらグレイエイリアンかと思うほどキュートでした政治家を動物にしてしまうカリカチュアもユニークで、今の日本だったらどうだろうかと思わず描きたくなっちゃいましたよ
 でも、残念だったのは、企画展の為なのか、図録が無かった事ですねあったら是非欲しかったのにぃぃぃもしかしてこれも不景気の影響
 でも、新作への意欲とパワーを貰えました



9月21日(月)21:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 制作活動 | 管理


(1/1ページ)