こっとんてぇ~る
 
動物系手作りオリジナルグッズ絵本販、作品発表など
 


2009年9月18日を表示

話芸写に今月も行って来ました!

今回は季節はずれの怪談です

 今回実は、少しだけ遅刻だったんです実は新幹線の乗り換えを途中でする予定が、同乗客におそらく任侠の方が、恋人らしき女性と3人掛け座席を迎え合わせにしたかと思うと、裸足の両足をのっけたり、携帯での大声通話とか、車掌さんのやり過ごし的様子をつい観察してしまったので、乗り過ごしてしまいましたでも、世界が違う存在の接触ってそんなに無いので、何か貴重な気さえしますよある意味。
 さて、なぜか今回は、我が家の怪異を話すことになり、お2人に心配と驚嘆をいただいちゃいまして・・・
 では、その怪談をお話しますね。ちなみに全て事実なので、怖がりな方はここから先は読まないで下さい。
 家の父方の実家は母屋と離れのあった家でした。現在はこのまだ新しかった離れは取り壊されてありませんが、これは、その離れがあった時のお話です。父の兄弟は男性3人女性2人の五人で、父は一番末っ子として育ちました。そんな訳で、お嫁に出た二人と、父にとっての次兄にあたる人は、遠方に暮らしていたのですが、異変が起こったのは、父の父親の死でした。ちょうどこの離れが建ったばかりの年に亡くなったので、葬儀は屋移りの祝いの席を設ける間もなく、いきなり葬式を出す事になったのです。そこで母も手伝いに父と共にこの離れに行ったのですが、霊感のある母は体調を崩し、せっかくお坊さんがみえて、これからお経という前に倒れて、2階で休む事になったそうで、そこに横になっていると、怪談をとんとんとんっと登ってくる音が聞こえたので、放たれていた扉から階段を見ても、誰も見えず、「おかしいな?」と思っているうちにもの凄い息使いにぐるりと取り囲まれたので、慌てて母屋の父の母親の処へ駆け込んだそうなのですが、ここで母の手を握ると、「この家は滅びるから、わしの目の黒いうちは見守れるけど、そのあとはあんたが見とどけておくれ」といきなり言ってから、不思議がる母に尚続けるのです。「以前あの新しい家の建つうんと前に侍だか坊さんだかが、行き倒れて死んだそうなんだよ」母はあまりの突飛な話に「そんな話誰に聞いたの?」とたずねると、「古城跡の近くに住む八卦観のばあさんにきいたんだけど、嫁は、供養しろと言われたら、何を間違えたのか、位牌をつくって家の仏壇に入れたんだよ・・あんなことしたからいずれ食い殺されるよ」「だからわしはあそこにゃ行きたくないからこっちにいるよ」と言って、葬儀にも出なかったそうなのです。で、それからしばらくして、長兄の急死に始まり、その妻も一年後死亡。その娘も癌の疑いが起こった事から、母にあの葬儀での話を思い出して相談にきたのですが、その時やっと信じたらしく、あの家を離れ、祖母を施設にお願いすると、上京したのです。するとしばらくしたらその癌の影がきえたんだそうです。でもお盆のためにあの家に・・という話が出て、遠方に住んでいた次兄が買ってでて、泊まりこんだのですが、夜中仏壇がいきなり揺れたかと思うと、バーンと扉がひらいたんです。この時、やっと母の話がまぎれも無い事実と悟り、伯父は逃げるように帰宅したのですが、その数日後植物状態になり、けっきょく数年後に亡くなったのです。とうとう、じょうきょうした娘が霊能者夫婦を呼んだのですが、「こんな強い霊は我々には無理」だと言われ、直帰していき、結局七年程前にとうとううちの父も死亡してしまいました。これで、祖母の言ったとおり、姓を変えた姉妹以外の男性は全員いなくなって、現在は母屋を残し、新築だった家は取り壊されてなくなってしまいました。実は当の祖母にこの話を後日確認したところ、まったく知らないの一点張りで、それどころか、百を超える祖母に息子に先立たれた話はショックだろうと伏せておいたにも関わらず、「あの子もなくなったんだねぇお弔いに行ってきたよ」と言っていたそうです。後日談はもう少しあって、父の葬儀に守り刀が消えて、家から葬議場のお寺に着くと、いきなり暗幕の画鋲が飛んだかとおもうと、なぜかお棺の中の父の手のあたりから守り刀が見つかったりしたんで、住職曰く、悪霊と戦ったのかも・・・との事でした。
 長くなりましたが、この話をしてから語りのレッスンだったので、外郎売をせずにそのまま課題に入りました



9月18日(金)02:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 制作活動 | 管理


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