医学と芸術展観てきました! |
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| 深いっスもう明日で終わりなのね・・・
てな事で、先日六本木の森美術館に観に行って来ましたよぉ実は話芸写の帰りだったし、夕方からは仕事が入ってるしで、タイムリミット有りだったので、六本木から品川駅までの帰路にはタクシー乗っちゃいましたでもおかげで新幹線もちゃんと間に合ったんでよしって事で さて、この展覧会本当に観に行って良かったですコンセプト通りに人体解剖図を扱った作品が多かったんですが、いきなり入ってすぐに1700年代に描かれた等身大を思わせる妊婦の解剖図が妙に日常づいていて、飄々とした表情の女性の腹が開かれていたり、筋組織があらわになっているにも関わらず、踊っているようなポーズをとっているあたりが凄すぎで、その同じフロアに「リサイクル」と題された本物の自転車に引かれたリヤカーに乗せられた巨大な心臓が、周囲に古新聞ダンボールなどが置かれているシュールなオブジェがあったり、筋肉標本と骨格標本が馬とびをしていく映像作品も可愛いかったり、かと思うと、本物の人体の薄切りの樹脂加工とか、義手義眼義足なども興味深かったし、ダビンチの解剖図を描いた鏡文字の作品だったり、アメリカンヒーローの等身大が老人ホームにいるオブジェはシニカルでしたね又、びっくりだったのが1500年代に人体解剖がシアターショーとして見世物になっていた事実も知りました あと、蛍光に光るうさぎをアートとして遺伝子操作で作られたのにはショックでした で、あるフォト作品ですが、生きている人物のアップと対になってかなり引き伸ばした大きなデスマスクがあったんですが、人ってどんな年齢でも人種でも亡くなった顔が微笑んでいたのが印象的で、がんばって生き抜いた命に与えられた勲章がこの笑顔の死顔なのかな・・・と思わずにはいられませんでした この展覧会の狙いって、こんなところにあったのかなそれに、どんな人でも所詮一皮剥けばみんな同じって事で、差別も争いも空しいだけじゃんって感じでいっぱいになりますなぁ
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2月27日(土)22:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 制作活動 | 管理
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