こっとんてぇ~る
 
動物系手作りオリジナルグッズ絵本販、作品発表など
 


マリア燈籠に願いをこめて・・・

新学期ですなぁ・・・

 自分の住む掛川市の指定文化財だったと思いますが、隠れキリシタンが、歴史上密かに信仰の対象にしたマリア様があります。この燈籠の存在については、市の観光ガイドにも記載されていて、ウチから歩いて10分ほどの大日寺にひっそりとあるんですが、実は、幼い頃お世話になった絵画教室の今は亡き青木先生が、クリスチャン仲間と足を運ばれた話をふと思い出して、自分も初めてそこに行って来ました。ある意味初心を忘れたくなかったって言うとかっこつけすぎですが・・・ウチのアトリエに来ている今月から高校生になった1人の女の子がいます。彼女はその大きな瞳からぽろぽろと大粒の涙を流して「人ごみ」と「人間カンケイ」への恐怖を口にしました。とてもとても優しいコです。ウチに来るまでお母さんにも心配掛けまいと、ひたすら我慢をしていました。こんな時、青木先生を思い出します。もしも先生ならこんな時、どんな言葉を掛けるのだろうと・・結局自分に出来たことは、彼女の心の出来るだけ側にいる事と、木彫りを薦めてみた事でした。でも、彼女はちゃんと涙を拭うと、小さなブタを彫ることを決めて少し微笑みながらナイフを握りました
 本当に力不足を痛感させられました。願わくばほんの少しでもいいから彼女の一歩の為に何か出来ますように・・



 さて、今日講師に行っている中学校の新学期の初授業でした美術室の黒板の片隅にふいに目をやると、そこには小さな文字で、卒業生からの在校生への応援のメッセージと、自分への「ありがとう」の言葉を発見なんだか、じんわり来ましたそして、今年の新入生のお話です今、色の名前から色を想像して混色してみようってのをやったんですが、1人の男子生徒が、ベージュを悩んだようだったのですが、「あっわかったこの前おばあちゃんのお祝いで聞いたから、おばあちゃんの色だ」的謎の発言なるほど彼はベージュと米寿を勘違いしていたらしいのだこの発想は自分には無かったし、今までこの発想に行き着いたコは1人もいなかったんで、思わず「凄いね天才ぢゃん落語家になったらいいのに」と薦めてしまいました
 子ども達の発想の豊かさに感動させられました少し、救われた気がします
 さて、初心忘れるべからず、いつか青木先生のような存在になれるように日々生きるぞっと



4月14日(水)00:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 制作活動 | 管理

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